満足感があるのに何杯でも飲めるようなラガービール Passific Brewing Passific Lager
【ブルワリーさんからのコメント】
ビールと聞くとどんなイメージが頭に浮かびますか?
僕は、肉厚な中ジョッキに注がれた金色のビールが真っ先に浮かびます。
その背景には短冊メニューが壁に並び、ガヤガヤとした人の賑わいもセットです。
残念ながらパイントグラスに注がれたIPAなどは瞬間的には思い起こされませんし、なみなみ注がれたスタウトなんてもってのほかです。
日本人の、いや世界中の人にとっても同じようなことが言えるのではないかと思います。
それくらいラガービールというのは世界を席巻する存在であり、僕らのDNAにはビール=ラガーという方程式が強く刻み込まれているのです。
長らく、クラフトビールの世界ではエールが主流でした。
それはクラフトビール自身がマスプロダクトに対するカウンターカルチャー的な性質を持ち併すからでしょう。
しかし、ここ数年再びラガービールに焦点が当たっているのは、普段ビールを飲む方なら感じているかと。
伝統への回帰、リスペクトもそうですが、加熱しすぎた"ホップバトル"へのカウンター的要素も理由の1つなのではないかと思います。
カルチャーが醸成されていくと、その内側でカウンターが繰り返されさらに複雑な体系へと進化していくのはとても面白い流れです。
冒頭で述べたように、僕らはクラフトビール好きであると共に、無類のビール好きです。
スタイルや思想の壁を超えた、本能にも近い部分でラガービールを愛しています。
日本の大手ビールは相当レベルの高いラガービールを提供していると思います。
その中で、自分たちがそれを作る意味は?をよく考え、小規模だから、独立した会社だからこそできる最高のラガービールを目指しました。
このためにカスタムオーダーした仕込み釜の特性を活かし、デコクションと呼ばれる失われつつある伝統製法を採用しつつも使うホップはモダンなチョイスも。
ここでも「歴史に学び、現代を生きる」が活きてきます。
という訳でだいぶ気合いの入った、つまり、本気のラガー。是非、飲んでみてください。