ヨーロッパ産のホップが主体のジューシー感のあるペールエール Passific Brewing Elle
【ブルワリーさんからのコメント】
ホップ由来の木苺、ライチ、ジャムのようなやや甘みをもった優しい香りが特徴。苦味は控えめで、全体に柔らかな印象がありますが、軽快な飲み口で杯を重ねたくなる味わいです。
ヨーロッパ産のホップを使ったペールエールが出来ました。
ホップの産地は大きく分けると、ヨーロッパ、アメリカ、オセアニアなどがあります。
地域ごとで栽培されている品種は様々で、また同じ品種でもその土地ごとで違った味わいがあります。
ヨーロッパのホップはというと派手さはなく、ハーブやスパイス、花のような香りの特徴をもつホップが中心です。
しかし、近年世界的なクラフトビールブームの影響もあり、ヨーロッパ各地でも品種改良が盛んでまたそれらは、果実のような香りの特徴を持つものも多いです。
これはアメリカが牽引してきた、ホップが主体のまるでフルーツのようなビールの流行を意識してのことでしょう。
今回はポーランド産のホップを中心に、フランス、ドイツのホップも組み合わせてヨーロッパらしい穏やかさもありながら、新品種のもつ果実感も取り入れるような作りをしてみました。それらのホップの特徴から、クリーンなビールに合わせることも考えましたが、あえてジューシー感を強調する仕込み製法をとり、アメリカ産のホップでは表現できないような、ややハーブのような雰囲気もある果実感を目指しています。
仕上がりですが、香りは山で採れるいちご、ライチ、奥の方に完熟メロンのような割と甘めのキャラクターで、ややジューシーなボディ感も相まっていちじくなどのジャムのような濃縮感のある果実味があります。苦味も控えではありますが、後味に重さはなく軽やかな仕上がりとなっています。実にヨーロッパらしい奥行きのある果実感がよく表現できたのではないかと思います。
スタイルでは括りきれない、原材料による味わいの違いを感じてもらえたら嬉しいです。