Session IPA with Lemongrass and Rice
【ブルワリーさんからのコメント】
ストリートフード。
そのフレーズをおかずにご飯が食べられそうな、そんな魔性を秘めた言葉。
小さな丸いすに腰掛け、指差しで料理をオーダー。
最初に覚える現地の言葉は“ビールを一つください”でしょ?
桶で濯いだだけのコップに、時には氷を浮かべて飲むビールのうまさといったら。
あちこちから漂ってくる、肉の、脂の、焼けるような匂い。人々の生活。熱気。
日本からは急速に失われつつある、人が人であることを実感する原風景のようでもあります。
そんなシーンをイメージしつつ、パシフィック的感覚でビールにしてみました。
これまで、セゾン、ラガーとスタイルを変えてつくってきたこのビール。2026年バージョンはSession IPAをベースにかなりライトに仕上げてみました。香りつけには二ノ宮の徳江さんが育てるレモングラスをメインに据えつつ、甘夏や陳皮をアクセント的に使用。また、麦芽の一部をジャスミンライスに置き換えることで、独特の軽さやほのかな甘い香りも感じられます。
原料それぞれによる柑橘系の爽やかな香りと、ライトでありながら薄さはない絶妙なバランスのボディがとにかく気持ちよく、まさにアジアの夏の決定版ともいえるような軽快な味わいになっています。
よく冷やしてパイントグラスでいくのが王道。気分次第では氷を一つ浮かべると最後まで冷たく味わえます。あとは、ワイングラスに少量注いで飲むとハーブティーのような上品さまで感じられ、幅広いシーンで楽しめそうな一杯となりました。