定番のアメリカンホップを使用、根強い人気のクラシックなカスケーディアンスタイルのレッドIPA 京都醸造 秋の気まぐれ2026
【ブルワリーさんからのコメント】
定番のアメリカンホップを使い、今でも根強い人気のクラシックなカスケーディアンスタイル(カスケード山脈を含む米北西部発祥のビアスタイルで、やや褐色の見た目と強めのホップの苦み、松・柑橘香が特徴)のレッドIPAに仕上げました。
カスケーディアンらしい柑橘や松を思わせるホップのフレーバーを、軽くトーストしたようなモルトの滋味深い風味がしっかりと支え、ドライでドリンカブルな飲み口と程よい余韻を楽しめる一杯。
赤味を帯びたレッドIPAを造るうえで難しい点を挙げるならば、モルトとホップのバランスです。
どちらか一方がもう一方の個性を邪魔しないようにすることが、美味しく、そして飲みやすいレッドIPAを造る秘訣です。
モルトの存在感はしっかりと感じられ、ビールに甘やかで豊かな味わいの土台を与えつつも、濃い色のモルトにありがちなロースト感やチョコレートのような重めの風味は避ける必要があります。
そこで、ピルスナーモルトとゴールデンプロミスを組み合わせたベースに、Red-Xというモルトを少量加えることで、色合いとフルーティーなモルトの風味を良い塩梅に引き出すことができました。
さらに、秋らしい色を強調するために少量のダークウィートを使用しています。これにより、深みのあるアンバー色に仕上げながら、ホップの風味とぶつかってしまうようなモルトの個性を抑えています。
ホップについては、「Cホップ」と呼ばれる、Cascade、Centennial、Citra、Simcoeというおなじみのアメリカンクラシックホップを中心に使用しました。
力強い柑橘や松脂を思わせる風味が、豊かなモルトの風味と調和しながら、モルト由来の甘みをしっかりと引き締め、バランスを取ってくれます。さらに、Tangierというホップも加え、濃厚なネーブルオレンジのような柑橘のアロマを与えました。
秋の気まぐれは、これまで回を重ねるたびにキャラクターを少しずつ磨き上げてきたことで、毎年さらに良くなっていると私たちは感じています。
秋にぴったりの一杯で、日中の暖かさを楽しめるだけのホップ感がありながら、これから訪れる涼しい季節には、しっかりとしたモルトの味わいも楽しみたくなる。そんなビールに仕上がっています。
【ブルワリーさんオススメの楽しみ方】
料理とのペアリング:豚の味噌漬けとラディッキオの炒め物、黒酢餡を絡めたタチウオの唐揚げ、パン・ド・カンパーニュとスモークチーズのサンドイッチ